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少ない負担できれいに治す!直腸膣瘻体験談

子育て

この記事でわかること

妊婦の画像

子供の誕生は何にも変え難く嬉しい出来事ですよね!

母子共に健康であれば、その喜びはひとしおです

ただ、うちの場合は奥さんにトラブルが起きました

直腸膣瘻と呼ばれるそのトラブルは、年間0.01%のお母さんに起こるそうです

しかも、通常は治療するのに大きな負担を伴うとされています

管理人UT
管理人UT

結論!直腸膣瘻は最低限の負担で、しかもきれいに治療できます!

この記事では、そんな直腸膣瘻に関する体験談をまとめていきます

こんな方にオススメ
  • 出産時に4度裂傷や直腸膣瘻と診断されたお母さん
  • 直腸膣瘻と診断された奥さんを持つ旦那さん
  • 周りに直腸膣瘻と診断された方がいらっしゃる方

お産直後の状況

手術の画像

「4度裂傷でしたが、綺麗に縫合しておいたので大丈夫です」

私の奥さんは、出産時の裂傷が酷かったのですが、担当していただいた先生からこう言われたので、一安心していました

4度裂傷とは正式には「第4度会陰裂傷」と言うそうで、赤ちゃんが産まれる時に股がひどく裂けてしまった状態のことです

裂傷の分類
  • 第1度会陰裂傷:会陰の皮膚、腟壁粘膜のみに限局し、筋層には達しない裂傷
  • 第2度会陰裂傷:会陰筋層まで及ぶが、肛門括約筋には達しない裂傷
  • 第3度会陰裂傷:肛門括約筋や腟直腸中隔に達する裂傷
  • 第4度会陰裂傷:第3度裂傷に加え、肛門粘膜や直腸粘膜の損傷を伴う裂傷

この時は、先生が縫合してくださったこともあり、大変な痛みに耐えた奥さんへの感謝ばかり感じていました

大変だったお産もここでひと段落だと思っていましたが、さらに大変なことが待ち受けていました…

「直腸膣瘻」の発覚

絶望の画像

当初の予定では、通常のお産よりも時間はかかりますが、徐々に傷も塞がっていくはずでした

ところが、1週間ほど経っても一向に経過が良くなりません…

奥さんの傷は股の前後が繋がってしまうほどの広がりで、バイキンを含んでいる便が傷口に触れてしまうため、治りが悪いとのことでした

この膣の側に便が漏れてきてしまう状態を「直腸膣瘻」と呼ぶそうです

そして、その治療法として告げられたのは、かなりショッキングな内容でした

それは次のような内容で、その手術のために近隣の大きな病院へ転院する必要があるとのことでした

一般的な直腸膣瘻の治療法
  • 便が傷口に触れないように別の排出路を確保するために、ストーマと呼ばれる人工肛門を増設する
  • 便に触れなくなった傷口が治るのを待つ
  • 治ったことが確認できたらストーマを切り離し、再縫合する

人工肛門をつけると食事制限もしなければならず、ただでさえ負担の大きな産後の奥さんに追い討ちのストレスをかけてしまうことが悲しくてたまりませんでした…

病院の先生に必死に他の手段がないのか聞きましたが、やはりそれ以外の方法を行った症例はないとのことでした…

それでも諦めきれず、ガムシャラに直腸膣瘻について調べていると、ネットである情報が見つかりました!

これが私たちの希望の光になりました!!

私たちが見つけた希望の光

希望の光の画像

「人工肛門を増設することなく、会陰からのアプローチで、治療可能です」

そのホームページには、まさに私たちが望んでいた言葉が書いてありました!

そのホームページがこちらの「橋本医院」のものです

情報を見つけてすぐ、電話をかけて相談させてもらいました

これまでの経緯や、市民病院から伺ったこと、私たちの不安などを一通り説明した後、先生はこのようにおっしゃいました

「治してあげるから、今の病院を退院して一度病院までおいでよ」

あまりに飄々と言われたので面食らってしまいましたが、多くの症例を経験されているからこそ、飄々と断言できたんだなと、今となっては合点が行きます

橋本医院は私たちの住まいから遠いこと、全く会ったことのないお医者さんをイマイチ信じきれないことから少し迷いましたが、藁にもすがる思いで、気がつけば橋本医院へ向かっていました

他の治療法にはない大きな魅力と手術を受ける決断

魅力の画像

結論から言うと、橋本先生は本当の名医でした

素人の私たちにも分かるように状況を説明してくれ、それだけでなく、人工肛門をつけたくないというこちらの思いを汲んでくれているような気もして、すぐに信頼できる方だと感じました

人工肛門をつけると通常半年程度の治療が必要になりますし、治療中も食事制限、外出先での対応、日常的な手入れ等、多くの気にかけるべきことが新たに発生します

橋本先生の手術は人工肛門をつけることなく、切開と縫合だけで完了するため、こうした気にかけるべきことは全く不要で、かつ、1ヶ月程度で日常生活ができるようになるとのことでした!

これは非常に大きな魅力でした

すぐにでも手術してくださいと返事をしたかったですが、橋本先生はしっかり検討してほしいというポリシーでその場での返事を断っているため、その日は一度持ち帰ることになりました

夫婦で話し合った結果、やはり手術をしたいという結論に至ったことをお伝えすると、具体的な日程調整とともに、それまでの過ごし方について指導をしてくださいました

産婦人科医も驚く実際の経過

ハートの画像

手術までの過ごし方について、いくつか指導を受けたのですが、これまで産婦人科や大きな病院から受けていた対応とは「真逆」でとても驚きました

例えば、それまでは「便が固くなると傷が開いてしまう」と言う理由で下剤を飲んでいましたが、「便が軟らかいと菌が拡がってしまうから、むしろ下剤は飲んでいけない」と指導を受けました

食べ物も同じような観点から気をつけるようにと言われていましたが、橋本先生からは気にしなくても大丈夫と言ってもらえました

まだ傷が治ったわけではないのですが、こうした普段の制約がいくつか外れるだけで、私たちはとても嬉しく感じていました

そして3ヶ月ほど予約待ちの期間を経て、手術当日を迎えました

術後数週間は痛みで大変そうでしたが、その後の回復は本当に早く、予定通り1ヶ月ほどで日常生活に支障がなくなりました!

徐々に痛みがなくなっていくのは、奥さん本人はもちろん、私も心の底から嬉しかったです!!

それまでに泣きそうな奥さんの姿も何度も見てきたので、嬉しさは半端ではなかったです

橋本先生に診てもらいながら、最初の産婦人科とも連絡を取っていたのですが、その道のプロの産婦人科医でさえも、「こんな治療法があるのは知らなかったです。実際に経過も良い。私自身も勉強になった。本当によかった。」と驚いていました!

こんな漫画のような名医がいることに本当に驚きましたした

その後現在に至るまで経過は順調で、本当に橋本先生に出会えてよかったと思っています!

まとめ

まとめの画像

この記事では、非常に珍しい「直腸膣瘻」に関する私たち夫婦の経験をまとめました

非常に珍しい症例だからこそ、当初は不安が大きかったです…

ですが、この記事の経験を経て、今ではなんの不自由もなく家族で元気に過ごせています!

この記事が、同じ経験をされている方の目に止まり、お役に立てることを願っています!

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