結論!7つの変化とは?
妊娠すると奥さんの体には色々な変化が生じるので、その変化が通常の範囲なのか、異常なことなのか、不安になりますよね?
実際に私の奥さんも、色々な変化が起きて戸惑っていました
結論!妊婦さんに起きる変化の代表は次の通りで、どれも赤ちゃん発育のために必要です
- つわりになる
- 免疫力が低下する
- 貧血気味になる
- 便秘気味になる
- 息切れ、めまい
- 気分の上下が激しくなる
- シミができやすくなる
この記事では、妊婦さんやその旦那さんの不安を解消するために、妊婦さんの体に起こる代表的な7つの変化について、その理由を含めて解説していきます
体の変化について理解を深めることで、奥さんは不安が軽減しますし、旦那さんは納得感を持って奥さんをサポートする事ができるようになりますから、ぜひ読んでみてください。
7つの変化とその理由
つわりになる
妊娠の初期症状とも言えるつわりですが、代表的な症状として、気持ち悪くなったり、匂いに敏感になったりすることが挙げられます
妊婦さんにとっては辛い症状ですが、これ自体は母子ともに悪影響のあることではないので、安心してください
つわりになる理由は、はっきりとはわかっていないようですが、妊娠に伴って急激にホルモンバランスが変化することが関係していると言われています
妊娠した女性特有のホルモンが、脳にある嘔吐中枢という部分を刺激すること等が吐き気につながっていると言われています
つわり自体は辛い症状ですが、病気ではないので上手く付き合っていくことが必要です
免疫力が低下する
妊娠をすると免疫力が低下します
これは、体が赤ちゃんを異物と見做して攻撃してしまうことを防ぐためです
赤ちゃんを守るためではありますが、妊婦さんの免疫力が低下すると言うことは、それだけ外からの感染症などにかかりやすくなっていると言うことです
ですから、免疫力が低下していると言うことを自覚して、手洗いやマスク等、できる範囲の対策をとっていきましょう
貧血気味になる
みごもった赤ちゃんは、妊婦さんから血をもらわなければいけませんので、妊婦さんの体を流れる血液は、妊娠後に急激に増加します
この時、赤血球の増加に対して血漿(液体の部分)の増加の方が激しいため、血液が薄まったような状態になります(この時、水分が多くなることで、むくみやすくもなります)
さらに、妊娠中は優先的に赤ちゃんに栄養が回るようになっていますので、結果的に妊婦さんが必要とする鉄分量が大幅に増加して、今までの鉄分量では不足しがちになることで貧血気味になってしまいます
ですから、貧血気味になることは、赤ちゃんに栄養がきちんと回っている証拠とも言えます
妊婦さん自身を元気にするために、意識的に鉄分をとって対策を取ると良いと思います
中でも、ヘム鉄(しじみやカツオなどに豊富)は、体への吸収が容易なのでオススメです
有名どころではレバーにも豊富なのですが、レバーに多く含まれるビタミンAの取りすぎは、赤ちゃんにとって悪影響があるので注意が必要です(※これについてはまた別の機会に)
なお、妊娠中のサプリメントの使用は、赤ちゃんのDNAの材料となる「葉酸」を除いて推奨されていませんので、基本的に鉄分は食事でカバーすることをオススメします!
ちなみに、我が家では葉酸サプリはこちらを使っています
便秘気味になる
妊娠すると、便秘気味になったりもするそうです
これは、子宮の運動を抑制して安定化させるために増加した女性ホルモンの影響で、合わせて腸の動きも抑制されるためです
妊娠と便秘は一見関係なさそうですが、おかしな変化ではありませんから安心してください
息切れ、めまい
息切れやめまいもしやすくなります
これは子宮が大きくなることで、肺や胃といった臓器を圧迫するとともに、横隔膜が押し上げられて、肺の体積が減少することで呼吸が浅くなるためです
これも辛い症状ではありますが、おかしな変化ではないので安心してください
気分の上下が激しくなる
妊婦さんは大きな気分の浮き沈みを経験する場合が多いようです
これは、つわりの部分でも触れた激しいホルモンバランス変化が理由の1つです
さらに当然、実際に親になることに対して嬉しさの反面プレッシャーを感じるなど、ホルモンバランス以外の要素も影響します
後半の部分は、少なからず旦那さんも同様に感じることですから、今は気分の上下がしやすい時期だということを夫婦でお互いに認識しましょう
衝突した時には、「そういう気分の時もあるよね」くらいに受け止めるとお互いに楽になれるかもしれません
シミができやすくなる
見た目でわかる変化として、シミもできやすくなります
この原因も女性ホルモンの増加で、増加した女性ホルモンがメラニンを生成する細胞を活性化するためです
妊婦さんとしては美容的に避けたい変化だと思います
メラニン生成の原因は紫外線ですから、普段よりも紫外線に注意することで対策しましょう
刺激の強いもの、体内に取り込みやすいスプレータイプのものなどを避ければ、日焼け止めの使用も可能です
例えば、こんなものです
まとめ
妊婦さんに起こる、外見・内面の代表的な変化を7つ、理由とともに解説してきました
中には「そんな変化があるんだ〜」と単純に受け入れるには症状が辛いものもありますが、これらは決しておかしな変化ではありません
むしろ、赤ちゃんのためにきちんと体が変化しているとも捉えられます
この記事が妊婦さんの不安軽減や、旦那さんのサポートへの納得感向上に繋がれば嬉しいです!
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