結論!どんなステップ?
仕事を探すときには、誰だって後悔したくないですよね?
私は社会人として約10年の経験がありますが、サラリーマンとしては珍しく今の仕事に満足しています!
それも、就活時代にしっかりと考えて仕事を選べたおかげだと思っています
この記事では、そんな私が、仕事を探している方に向けて、実際にどんな手順で選んでいったのかを解説していきます
結論!次の手順です
- 絶対に避けたい状況を確認
- 羅針盤を明確化
- 優先することを決める
- 企業に点数をつける
なお、この記事は自分の体験をもとにしているので、就職を前提とした話となることをご了承ください
仕事選びの4ステップ
手順1 絶対に避けたい状況を確認
仕事探しで絶対に避けたい状況は「決定的に向いていない仕事を選んでしまうこと」だと思います
決定的に向いていないと、自分の特徴が裏目に出て、モチベーションが下がり、それらの負のスパイラルから抜け出せなくなってしまうことです…
これを明確化するために、まず自分の特徴を把握しましょう!
そして、特徴が弱みとなってしまう状況を明確化して、徹底的に避けましょう!
例えば、「じっくり考え抜くことができる」という特徴は、「スピードや量が求められる状況」では弱みとなってしまいます
最大の不幸の要因は、仕事内容といった「自分の外側」にあると考えがちですが、実は「自分の内側」にあるのだということを意識したいです
内側にあるということは、最初から避けられる問題なんです
手順2 羅針盤を明確化
絶対に避けたい状況が確認できたら、今度はどの方向に向かえばいいかを確認します
一足飛びに「どんな仕事が向いているんだろう?」と考え始めると、どこから考えて良いかわからずに迷子になってしまいます
何事も「羅針盤」がないと、あらぬ方向に進んでしまうんです
ですから、仕事選びでは「どういう状態になれば幸せか」ということを羅針盤として進めていくとスムーズです
簡単そうで、いざ言語化しようとすると難しいですよね
オススメのやり方は、「過去に充実感を感じた体験」を深掘りすることです
その体験に対して「なぜそう感じたのか?」を繰り返して深掘りしていくことで、何がその充実感の原因になっていたのかを探ります
そうして探り当てた原因が、「あなたの仕事選びの羅針盤」となります
ちなみに私は、就活時代にこの「羅針盤」がぼんやりしており、最終的な判断を直感に頼ってしまいました!(笑)
結果的に間違ってはいなかったと思いますが、一歩間違っていたらと考えるとゾッとします…
後悔しないために最も重要なポイントで、イメージとしてはここまでで9割が決まります!
時間がかかっても、深く深く考え抜きたいです
手順3 優先することを決める
手順2が完了したら、今度は優先することを決めていきます
先ほどの羅針盤をイメージしながら、次の項目に1位〜4位の順位をつけてください
- やりがい
- 仲間
- 拘束時間
- 収入
羅針盤をイメージしているので、ここはサラッと感覚で構いません!
手順4 企業に点数をつける
今度は、手順3で優先順位づけした項目に対して、1位には40点、2位には30点、3位には20点、4位には10点の配点を割り振ります(配点はお好みで変えてみてください)
そして、企業を採点していきます
その結果、点数が高くなった企業が、あなたに合っている可能性が高いです!
なお、この採点の過程で手順1で確認した「絶対に避けたい状況」が想像できるような場合は、思い切って選択肢から除外します
以降では、採点にあたって考えたい観点を、項目ごとに紹介します
「やりがい」の観点
やりがいを決定付ける要素はさまざまですが、自身の成長やどういったスキルが習得できるかということは、1つの要素かと思います
今や人生100年時代で、「社会人年数 > 企業の平均寿命」でもありますので、複数の企業を渡り歩けるような職能を獲得できるかどうかを採点の材料に入れたいところです
1社に添い遂げるという忠誠心は素晴らしいですが、その会社がどうなっても対応できるようにしておくこと(選択肢を増やしておくこと)が重要です
加えて、そもそも自分の価値観と企業の価値観がマッチしているのかも、やりがいに大きく影響します
企業の価値観=企業理念ですから、それにどれだけ共感できるかも採点の材料とすると良いと思います
企業理念は、その企業のホームページで必ず確認できるので、お手軽に判断できます
これは私が尊敬する投資家の1人である「藤野英人さん」の受け売りなのですが、「社長の顔写真が掲載されている」「社長挨拶の一人称が私たち(≒当社等ではない)」という会社は将来性がある可能性が高いらしいです!
「仲間」の観点
この項目を採点するためには、その企業で働いている社員と会って話してみることが一番だと思います
企業は組織として判断軸を持って社員を採用しており、また、社員も会社の文化の中で生活していくので、社員にその企業らしさが表れていることは少なくないです
ですから、実際に社員と話してみて「ウマがあうな〜」と感じられるかどうかが、採点の材料となります
この時、できれば採用担当者以外の人と話せると良いです
採用担当者は採用が仕事なので、入社してもらえるように多少脚色した話をする可能性があるからです
「拘束時間」の観点
仕事は人生の一部でしかないですから、充実した人生のためには仕事以外の時間を確保することも重要です
具体的な休日制度のチェックはもちろん、「仲間」の部分でも触れた社員の方に残業の状況など、実際の話を聞いて採点しましょう
「収入」の観点
一般に公開されている収入は、採用系列の異なる人をごちゃ混ぜにした平均値であったりするので、あまり参考になりません
それよりも、その業界が儲かる構造かどうかを採点の材料としたほうが参考になると思います
儲かる構造の業界は、「参入障壁の高い業界」で、そうした業界では社員の待遇もよくなりやすいと判断出来ます
もう少し具体的にいうと、労働集約型ではなく、価格競争も穏やかで、規制がかかっているような業界だと、人手がかからず、価格競争に陥りにくく、競合も増えづらいので、結果として社員の待遇が良くなる傾向がある、ということです
まとめ
ここまでで、実際に私が就活時代に仕事選びに用いた方法を紹介してきました
ここで紹介した方法は、仕事選びとして役に立ったと思っていますし、それ以上に、エントリーシートや面接で伝えたいことが、この過程で明確になったということも、オススメできるポイントだと思っています
また、ここで整理できたことを就活サイトにアウトプットしておくと、価値観がマッチしていると思った企業から声がかかることもあります
何も考えずにこの声かけに乗っかることはオススメできませんが、選択肢を増やすという意味では、こうしたサービスに登録するのも1つの案としてアリだと思います
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当然、選び方も同様です
ですから、ここで紹介した方法も1つの参考として、さまざまなアプローチを取る中で、総合的に判断すると良いと思います!
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