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必読!お金と向き合うために知るべき ”たった一つの本質”

資産形成

結論!たった一つの本質とは?

信用の画像

「お金ってなんだろう?」なんて思ったことはありませんか?

管理人 UT
管理人 UT

結論!お金の本質は「信用」です

信用ということは、なくなることもあり得るということです

この記事では、まずお金の定義を明確にした上で、その本質が「信用」だということを、客観的な事実を交えて解説していきます

こんな方にオススメ
  • お金に漠然とした不安を抱えている方
  • お金が原因のトラブルを抱えている方
  • 世の中お金が全てだと思い込んでいる方

そもそもお金って何?

貯金箱の画像

お金は、次の3つの機能を備えています

お金の機能
  • 価値の保存機能
  • 価値の尺度機能
  • 価値の交換機能

価値の保存機能とは、時間が経ってもお金が腐ったりして価値を損なうことがないということです(※これは名目価値の話で実質価値は目減りしますが、それについてはまたの機会に)

価値の尺度機能とは、あらゆる商品やサービスを同じ尺度で比較できる様にする(=値段をつけられる)ということです

価値の交換機能とは、お金を商品やサービスと交換できるということです

つまり、腐らず、その価値の大きさをみんなが共有できていて、商品やサービスと交換可能であるものが「お金」ということです

例えば、日本銀行が発行する「1万円札」は1万円分の価値がありますが、「私が1億円と書いた紙」はただの紙切れです

当たり前すぎて「何言ってんの?(笑)」と思うかもしれませんが、材料は同じ紙なのに不思議な感じがしませんか?

そんな不思議を深掘りしていきましょう!

お金の本質とは?

1万円札はいくら?

疑問の画像

1万円札を発行するのにいくらくらいかかっているか知っていますか?

答えは20円程度らしいです

これを聞いた時、私は少なからずびっくりしました

20円で作れるものをみんなが1万円だと思って使っている…

この「1万円だと思える」ということこそが日本の信用で、それがあるから「円」がお金の機能を果たせているんです

金本位制から管理通貨制度に変わっている現代においては、完全に信用だけがお金の価値の裏付けになっています(※お金の歴史はまたの機会に)

なんだか面白くないですか?

信用がなくなるとどうなる?

絶望の画像

では、信用がなくなるとどうなるのでしょうか?

実際に信用を無くした通貨として有名な「ジンバブエドル」の事例を振り返ってみます

ジンバブエドルは、2000年代の急激なインフレ(ハイパーインフレ)を受けて、2009年に流通停止、2015年に通貨廃止となっています

(補足)ハイパーインフレとは
インフレとは物価が上昇することです(反対がデフレ)。急激なインフレがハイパーインフレです。物価の上昇は同じ値段で買えるものが少なくなるので、通貨価値の下落と捉えることもでき、ハイパーインフレ下では通貨の価値が著しく毀損します。

通貨廃止に至った最大の原因は、当時のムガベ大統領のむちゃくちゃとも言える政策です

例えば、こんなことを実行しました

ムガベ大統領の政策例
  • 白人の所有する農地を強制的に黒人が奪うことを合法化
  • 海外企業の過半の株式を強制的にジンバブエの黒人に譲渡しなければいけない法律を制定
  • インフレに歯止めをかけようと、企業の販売価格を強制的に半額とするように命令

素人目に見てもめちゃくちゃですね…

これが起きていたのがわずか20年ほど前というのがびっくりです…

これらの政策を経て、ジンバブエでは農業に長けていた白人が母国に帰り、海外企業も撤退し、国内企業も儲けを出せずに次々と倒産していきました

そんなジンバブエ政府が発行しているジンバブエドルは、次第に誰もその価値を認めなくなり、最終的にパン1つが何千億ジンバブエドルにもなり、「100兆ジンバブエドル札」が発行されたのも有名です

想像もできない世界です…

こうして信用を失ったジンバブエドルは、価値がみるみる小さくなり、2015年に正式に通貨廃止され、正真正銘の紙切れとなりました

ただ、コレクターの中では物珍しさからなのでしょうか、通貨としての価値が無くなった100兆ジンバブエドルが数千円で取引されている様です(笑)

結局お金は紙切れ

札束の画像

ジンバブエの例は極端ですが、日本円だって同じ様なことになる可能性は全くないとは言い切れません

通貨の仕組みがジンバブエドルと一緒で、信用によって成り立っているからです

「日本でジンバブエみたいなめちゃくちゃな首相は出てこないでしょ!」と思ったでしょうか?

まさにそれこそが日本の信用なんです!!

結局、お金は紙切れに過ぎない、というと言い過ぎですが、本質的にはその通りなんです

つまり、お金そのものを人生の目的にすることは、紙切れに人生を捧げることと同義だと思います

まとめ

まとめの画像

くどいですが、お金の本質は「信用」です

本質的に紙切れであるお金は、人生の目的にはなり得ず、手段でしかありません

だからといって完全に無視しましょう、と言いたいわけではありません

お金は手段として、人生の目的を達成するための選択肢を増やすことができるからです

突然ですが、山登りをするなら次のうち誰が有利でしょうか?

  • 普段着しか持っていない一郎くん
  • 登山ウェアと登山靴、立派なリュックを持っている二郎くん
  • ヘリコプターを持っている三郎くん

言わずもがな、三郎くんですよね(笑)

この3人の持ち物がお金、山頂(同じ山ではなく三者三様)に辿り着くことが人生の目標に置き換えられます

大切なのは、自分の人生の目標を見極めた上で、お金はあくまで手段として捉えていくことだと思います

手段であるお金を増やす手段はたくさんありますので、それらを手段として活用しつつ、人生の目的に近づこうとする姿勢が重要なのだと思います(※資産運用についてはまたの機会に)

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